マイコンソフト ROOTY HD MATRIX レビュー


IMG_3798先日 yodobashi.com の時間外受取で未明にアキドヨで受け取ってきた HDMI セレクタ/スプリッタ、マイコンソフト ROOTY HD MATRIX ですが、入力機器、出力機器に応じてちゃんと設定を変えてやらないと細々と問題が起きることが判りました。

まず、ROOTY HD MATRIX の仕様として、4 入力/2 出力で出力側には 4 入力の何れも割り当てる事ができる所謂 4×2 のスプリッタで、パススルー出力できる HDMI 信号は 1.3 なので Deep Color/x.v.Color/HD サラウンド音声/CEC link に対応していますが、仕様としては HDMI 1.4/3D 信号/HEC/ARC/DualLink/4K2K の信号には対応を謳っていません(動作を保証していない、ということ)。

また、SPDI/F が 1 系統搭載されていて、HDMI から入力された音声信号のうち、AAC/Dolby Digital 5.1ch/DTS/Linear PCM 2ch を出力することができるのでサラウンドヘッドホンを使っている場合や、ウチのように SPDI/F 入力を持つヘッドホンアンプを通してヘッドホンを使っているような場合にはそちらにデジタル音声を出力出来るので結構便利です。
そして本体背面パネルに「解像度優先スイッチ」という 3 連 DIP SW があり、各 DIP SW の ON/OFF の組合せによって本体の動作モードが変わる仕様になっていますが、この設定を使用する環境に応じてちゃんと設定しないとなりません。

例えば出力 1 を KDL-32HX65R , 出力 2 を 3008WFP とした場合、KDL-32HX65R しか対応していない 12bit カラーや 3D 機能を使うためには、解像度優先スイッチの設定を “出力 1 優先” モードに設定する必要があります(映像解像度「高」優先にしてもダメなので注意が必要)。”出力 1 優先” モードにしていない場合、例えば PS3 の画面を表示させて、ディスプレイ設定を行うと、TV 直結時/”出力 1 優先” モード時ならば表示される 3D 関連の設定が表示されなくなります(3D 表示非対応 TV の扱いになる)。

また、これは 3008WFP 側の問題っぽいですが、PS Vita TV の 720p 信号を入力すると二重になったように表示されてしまううえ、先に KDL-32HX65R に表示させてからだと 3008WFP にはどうやっても表示させることが出来なくなってしまうという症状が我が家の環境では出ています。これは ROOTY HD MATRIX のマニュアルにも、異なる仕様の TV/モニタを各出力に接続した場合の注意点として触れられているので購入するつもりならば先にマニュアルを一読しておくのが良さそうです。

接続機器と出力 1/2 の組合せをそれぞれテストしてみて設定を詰めてしまえば、必要に応じて 2 つの画面に自由に出力できるので、PS4 の画面を出したまま nasne の予約設定をしたりなんてことが簡単にできてオススメです。
(個人的に、セレクタや アップ/ダウンスキャンコンバータはマイコンソフト製を良く使っていたので、ポジティヴイメージがあるというのも大きいですが(笑))

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